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熱海市・齊藤市長に表敬訪問、淹茶道をご紹介しました

東京から西熱海に教場を移した淹茶道。
熱海で活動を始めて1年が経過した2023年7月初旬に、家元・副家元が熱海市役所に表敬訪問をさせていただきました。

◆平安茶道「淹茶道」を熱海観光の一部に・・・

家元の中西景皇と同級生として旧知の仲であった静岡県湖西市の影山剛士市長のご紹介で実現した今回の訪問。熱海市の齊藤栄市長と初対面となりました。

冒頭、家元より淹茶道の歴史や活動内容をお伝えし、西熱海に教場を移した経緯、今後、静岡県や熱海市にゆかりの作家や窯元、茶園とコラボレーションして、熱海市の観光や産業に寄与していきたい旨など、今後の展望をお話させていただきました。

齊藤市長からは、熱海の四季や観光産業について触れられ、淹茶道の活動に興味を持っていただき、応援のお言葉を頂戴しました。

◆季節の薫物「荷葉」を体験

副家元の中西景記から、香炉を用いて薫物を行わせていただきました。練香は平安時代の「六種の薫物(むくさのたきもの)」より、夏の薫香で源氏物語にも登場する「荷葉(かよう)」をご用意し、齊藤市長に聞香していただきました。

日常でも線香やアロマなどでリフレッシュをされているという齊藤市長も、平安王朝から伝わる薫物体験は初めてということで、扇子を用いて香を聞く方法を家元・副家元よりレクチャーを受けながら、楽しんでいただきました。

◆熱海市役所・市長訪問を経て、家元よりメッセージ

今回齊藤市長とお会いし、貴重な意見交換が出来ました。熱海で淹茶道の活動をさらに広げるべく、行政のお力をお借りしながら、新たな観光キーワードである「リトリート(旅先で心身共にリラックスする過ごし方)」を淹茶道でもご提案出来たらと考えております。